英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展
イギリスの、しかも現代アートなんてほとんど知らないけど、とりあえずデミアン・ハースト氏の作品が観たくて行ってきました!
「母と子、分断されて」はやっぱりすごく衝撃的でした。
分断されてホルマリン漬け‥上に溜まってるホルマリンの雫が生々しい〜
残酷だし可哀相‥という気持ちがあり、でも私達は牛肉を食べるしそのグロさを普段は見ないで済んでいるだけなんですよね。
母牛の方は2つのケースの間を通ることができました。
あ〜なんだか背筋がちょっとぞくぞくするかも。。
なんかこう、かつては母の胎内にいた子牛になった気がします。そしてその子牛は今母牛の隣で同じように真っ二つになっている。。
中身って左右対称ではないんですね〜。
ホルマリンの色といいケースといい、なんだか近未来チックなイメージで、まるでSF。最近多いCGを駆使しまくった映画の中に迷い込んだ感もありました。牛の体の間に居るなんてほんとに非現実すぎる。。
でもその牛肉を食して自分の体に収めるのも私たち人間。。う〜んクラクラしちゃう。。
この作品を見る人たちを観るのもまた興味深かったりします。
けっこうみんな楽しそうに観てるんですよね。
あと印象的だったのは
マーティン・クリードの「ライトの点滅」という5秒づつ明るくなったり暗くなったりする作品。
えっ?こんなカンタンな仕組み?!って感じだけど、改めてその場にいるとなかなか楽しいです。
時間の経過とか、明暗順応の間も短く目の感覚が変になったり、他の観てる人は状況を把握するためかみんな壁ぎわに立っているのも面白かったです!
アニッシュ・カプーアの「Void NO.3」も感覚が変になりました。
ブラックホールみたいな黒い丸。
金沢21美にあった作品と作者が同じ(はず)。
そこだけ空間が違ってみえるんです。
スティーヴ・マックィーン「無表情」も只ならぬ迫力と冷汗をかきそうにスレスレの危険さが背後をかすめて行く映像がカッコイイです。
家が倒れかかってきて、砂煙がバーーッと画面一体を覆って真っ黒に‥‥!
これは「キートンの蒸気船」という映画の一部を使ったものだそうです。観てみたいなぁ。
ジリアン・ウェアリングの「60分の沈黙」は、全部は観てないですけど人によって緊張と態度の違いが面白い映像でした。
最後はなんかすごい大声で終わってたような。。
前に観た事のあるグレイソン・ペリーやトニー・クラッグもあって、ちょっと嬉しくなる。
ただ美しい作品というより、ちょっと不思議な感覚になったり社会的に衝撃作であったりと、捻りの利いたものが多かったです!
音声ガイドが無料で借りれたのも良かったです♪
ターナー賞って国民的に有名で盛り上がっている賞なんですねぇ〜TVで中継とか。すごいなぁ。
あと見終わった後にターナー賞のダイジェスト版?みたいな映像が流れてて、振り返ってみる事ができて良かったです!
そして展示のアンケートがタッチパネルでできるようになっててサラッとやってきました。お手軽で便利だな〜と思った。

展示とは関係ないですけど、ショップで蜷川実花さんの写真の缶ドロップを買いましたーv
カンカン可愛い〜v
もっと使えそうな形の缶でも作って欲しいな〜